【中山5R新馬戦】北島三郎愛馬が初陣V 生観戦で笑顔「いい脚」

[ 2015年12月5日 12:54 ]

中山5R、ファンからの声援に照れ笑いのキタサンガンバの馬主・北島三郎

 サブちゃん愛馬が鮮やかな初陣V。5日の中山5R・2歳新馬戦(芝1200メートル)は、歌手の北島三郎が所有するキタサンガンバ(牡=小笠、父キンシャサノキセキ)が快勝。後方待機から徐々にポジションを上げて直線へ。先に抜け出して競り合うワンダフルボーラー、グリニッチヴィレジの2頭を、外から一気に差し切った。

 競馬場で生観戦した北島は「しまい勝負でいい脚だったね。乗り代わり(北村宏の負傷で横山典に)だったが、うまく乗ってくれた」とご満悦。口取りの写真撮影を終えてスタンドに引き揚げる際は、大勢のファンに囲まれ握手攻めに遭っていた。

 横山典は「まだ馬が何が何だか分からない感じで走っているが、それでも勝つのだから大したもの。最後はいい脚だったし、これからレースを使って適性を見つけていく形かな」と振り返った。

 小笠師は「道中狭くなるところもあったし、上がり勝負になったが、さすがは名手。瞬発力を見せてくれたし、今後の選択肢が広がる勝ち方だった」と評価した。

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2015年12月5日のニュース