【蒲郡・オールジャパン竹島特別】柳沢が3度目G1制覇

[ 2015年11月16日 05:30 ]

優勝カップを手にした柳沢(中央)

 ボートレース蒲郡の開設60周年記念G1オールジャパン竹島特別の優勝戦が15日、第12Rで争われた。柳沢一(34=愛知)が4カドから角度ある鮮やかな差しを決め、14年2月の東海ダービー(とこなめ)に続く3回目のG1タイトルを手に入れた。

 さすが地元ヒーローの晴れ舞台だ。センターコートにはレース終了後も柳沢の雄姿を見ようと遅くまでファンが詰めかけていた。

 「最初の記念はたまたま獲った感じだったけど、今回は内容を順番に積み重ねて獲った実感があります。期待してくださるファンがいっぱいいると思うし、その期待に応えられて良かったです」と笑顔を見せた。

 2コースの井口がスリットから伸びて展開をつくった。このまくりにインの石野が慌てて応戦のスタイル。これで結果的に2人とも共倒れ。柳沢はコンマ06。トップスタートを決めていた分、3コースから差した吉田よりも1マークのスピードは余裕があった。「1マークのカカリが抜群。ニードル調整をして文句なしでしたね」と振り返った。この後、12月1日から60日のF休みを控えているが、来年はたっぷり英気を養ってからの再始動となる。

 ◆次走 石野貴之、丸岡正典の次走は24日からの芦屋SGチャレンジカップ。今垣光太郎、松井繁、山崎智也らと優勝を争う。井口佳典の次走は24日からのまるがめ一般戦。勝野竜司、山田哲也、後藤翔之らが出場。吉田俊彦の次走は21日からの尼崎一般戦。原田富士男、浅見昌克、中辻崇人らが出場。柳沢一の次走は27日からのとこなめ一般戦。西山昇一、土屋太朗、佐々木康幸らが参戦。横沢剛治の次走は19日からの浜名湖一般戦。角谷健吾、星野太郎、久田敏之らとVを争う。

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2015年11月16日のニュース