【エ女王杯】ヌーヴォ首差届かずまた２着…岩田「言い訳はしません」

ヌーヴォレコルトはわずかに届かず２着となり、ガックリの岩田

　１年前の悔しさを晴らすことはできなかった。道中後方で脚をためたヌーヴォレコルトが４コーナー１４番手からエンジン全開！馬群の外を回って次々と前をかわしていく。最後のターゲットは完全に射程圏に入っていたが、もうひと押しが利かない。

　昨年と同じ首差２着に岩田は「道中は自分のペースで運ぼうと思ったら、あの位置に。一番良かったのはユタカさん（武豊＝ノボリディアーナ）のポジションだったけど、そのあたりは展開のアヤなので…。言い訳はしません」と言葉を絞り出した。

　昨年のオークスに続くＧ１獲りはならなかったが牝馬トップクラスの力は示した。斎藤師は「いつもと違った競馬で、しまいまでちゃんと走ってくれた。新たな面を見られたし、いい競馬だった」とねぎらった。

　次走は香港国際競走（１２月１３日、シャティン、第１希望＝カップ、第２希望＝ヴァーズ）か有馬記念（１２月２７日、中山）。この敗戦をバネにして牡馬との戦いに向かっていく。