【伊勢崎・オートレースGP】浜野SG12年ぶりV“初優勝の気持ち”

[ 2015年9月24日 05:30 ]

第19回オートレースグランプリで優勝し、賞金ボードを掲げる浜野

 伊勢崎オートのナイターSG「第19回オートレースグランプリ」(優勝賞金1500万円=副賞を含む)は23日、12Rで優勝戦が行われ、3周3コーナーで先頭に躍り出た浜野淳(40=山陽)が粘り切って1着ゴール。03年3月の全日本選抜(船橋)以来、通算4回目のSG優勝を飾った。浜野と人気を分け合った永井大介は道中2番手につけながら9周回ホームで無念の落車妨害に散った。

 約12年半ぶりとなるSGVの美酒を味わった浜野。「初優勝みたいな気持ち」と何度も語った。3周3コーナーで先頭へ。浦田、永井と実力者が次々と襲いかかったが、最後まで踏ん張りきった。「試走から乗りやすかったし、スタートも良かった。ただ、タイヤが限界に来ていたので、独走できなかった。結果的に後ろに迷惑を掛けてしまった」。多少、神妙な面持ちながら久しぶりの感激をかみしめた。

 準決勝戦を上がりタイム3秒366と驚異的な数字で勝ち上がり、最後も人気に応えての戴冠。「今後?平気で予選漏れしちゃいますよ」とおどけたが、目の肥えた伊勢崎のファンに完全復活をしっかりとアピールした。

 ◆浜野 淳(はまの・じゅん)1975年(昭50)6月25日、福岡県生まれの40歳。山陽支部所属。95年6月30日登録の24期生。同期は伊藤信夫、佐藤裕二、山田真弘ら。通算33V(SG4、G1・5V含む)。趣味はゴルフ。1メートル66、57キロ。血液型O。

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2015年9月24日のニュース