【神戸新聞杯】ローズS制覇ルメール リアファルで重賞連勝だ

[ 2015年9月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】残念ながら、いまだ“ガラケー”のオサムに出番はなかった。神戸新聞杯で騎乗するリアファルについて質問されたルメール。若手記者に「前走のVTR見せて」とおねだりするとサクサクとしたスマホ画面の作業ですぐにゲートが開いた。芝初挑戦となった7月中京のマレーシアC。スローと読んでの逃げが正解。最後は瞬発力勝負の追い比べから敢然と抜け出した。

 「うん。スタミナ十分。最後までKeep goingだね。そう、“止まらない”(笑い)。2400メートルの距離は問題ない。というか、ちょうどいいんじゃないかな」。やはりここ一番での勝負強さは際立っている。ローズSのタッチングスピーチは出走権どころか主役ミッキークイーンをネジ伏せ、秋華賞最大の惑星に。神戸新聞杯のリアファルもこの鞍上ならばと思わせる。「Keep going」。ローズSで完全に流れをつかんだルメールが秋競馬をリードする。

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2015年9月24日のニュース