8歳タイセイレジェンドもうひと花 アジアチャレンジCに参戦

[ 2015年8月14日 05:30 ]

13年には大井でG2東京盃を快勝したタイセイレジェンド

 【地方競馬です!!】3年目となる日韓交流競馬。ソウル開催は昨年からシンガポール勢も参戦し「アジアチャレンジC」となった。その第2回(30日、1200メートル)に今年はTCKからG1馬が参戦する。タイセイレジェンド(牡8=藤田)だ。

 父が大井の元調教師、東京出身のJRA矢作師のもとで12年JBCスプリント(川崎)など重賞3勝。6月11日の北海道スプリントC10着後に移籍。まずは疲れを癒やし、大井で調整を積んだ。調教試験免除馬だが、7月31日に1200メートルの再発走試験で併走馬として参加。10日は5F65秒で追い切られ、輸出検査のため11日に小林牧場出張厩舎入り。19日、ソウルへ向け出発する。

 13年韓日交流に遠征(ビッグガリバーで5着)した藤田師は「当時ソウルへ行った小泉厩務員を担当に。絶好調とはいかなくても80%くらいの力を出せればいい勝負できるのではと期待しています」と笑顔。鞍上は初の韓日交流を制した名手・的場。「シンガポールの馬が強いからねえ」と言うように、昨年Vのエルパドリーノなど星国勢が強敵となりそうだ。

 転入初戦が韓国遠征。その後は10月にインタラクションC(大井の日韓競走)、11月は地元JBCスプリントの青写真。別定59キロ、60キロの重量も多かったが、この3戦は全て57キロ。古豪がもうひと花咲かせるか。(池田 裕文)

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2015年8月14日のニュース