【日本ダービー】ミュゼスルタン馬なり軽快!柴田善「迫力満点」

[ 2015年5月28日 05:30 ]

柴田善を背にWコースを併せ馬で追い切るミュゼスルタン(手前)

 NHKマイルC3着のミュゼスルタンが主戦・柴田善を背に“ダービー仕様”の追い切りを行った。3馬身先行したミュゼゴースト(3歳オープン)の外に進路を向けると、馬なりのまま半馬身かわしてゴール板を通過。その後も手綱を緩めず、向正面入り口まで軽快にストライドを伸ばした。

 「2400メートルにも対応できるように調教を工夫してみた」と笑顔で引き揚げてくる柴田善。「ゴール前の走りは迫力満点。中2週のローテーションはきついが、疲れはほぼ取れている」。大江原師も満足顔で切りだすと、こう続けた。「1800メートルまでしか経験はないが、2400メートルでも折り合いは絶対につくと思う。馬の力を信じたい」。02年タニノギムレット以来となるNHKマイルC3着馬のダービー獲りへ、態勢は万全に整った。

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2015年5月28日のニュース