【ヴィクトリアM】文句なしでヌーヴォをV指名、圧勝に乾杯だ

[ 2015年5月12日 05:30 ]

 ヴィクトリアM過去10年のデータを徹底分析した結果、ヌーヴォレコルトがV候補に浮上した。

 (1)年齢と実績 今年で10回目と歴史の浅いG1だが、過去の優勝馬9頭は全て重賞勝ちのある4、5歳馬。6歳以上馬は延べ32頭が出走し2着すらない。昨年3着のストレイトガール、豪州G1馬ハナズゴールは6歳。ハードルは高い。

 (2)東京実績 優勝馬9頭中8頭は東京で重賞勝ちかG1・2着の実績があった。唯一の例外エイジアンウインズは東京未経験。今年の該当馬にこのタイプはいない。昨年の秋華賞が鮮烈な勝ちっぷりだったショウナンパンドラだが東京は【0・1・0・1】と実績不足。一方、スイートサルサは【3・1・2・4】のコース巧者だが、重賞に限ると【0・1・1・3】。やはりパンチ不足と言わざるを得ない。ここまでで大半の15頭が消えてしまった。

 (3)5歳 残ったのは3頭。まずは5歳2頭に注目だ。5歳で優勝したダンスインザムード、ウオッカ、ヴィルシーナは、いずれも2~4歳時にG1を勝っていた。重賞3勝のディアデラマドレだがG1は未勝利と、少し格負けの感は否めない。

 (4)前走 新旧オークス馬が残った。最後の絞り込みだ。このG1はやや特殊な傾向があり、前走から連勝で優勝したのはエイジアンウインズ(3連勝)のみ。あとの8頭は敗戦からの巻き返しで、注目は着順より着差。前走が海外で正式なタイム記録のないウオッカを除く7頭は、勝ち馬から0秒8差以内に踏ん張っていた。メイショウマンボの前走は1秒0差13着。しかも、近5戦続けて勝ち馬から1秒以上も離されている。G1・3勝馬だが、ここまで不調が続くと手を出しづらい…。

 結論 文句なしでヌーヴォレコルト。G1での安定感は成績が示す通り。オークスでハープスターを一蹴、中山記念で皐月賞馬2頭をねじ伏せた実力は牝馬同士なら抜けている。今週は自信ありだ。

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2015年5月12日のニュース