【松阪記念】デビュー9年目鈴木、あっと驚く記念初決勝初V

[ 2015年5月12日 05:30 ]

優勝し、カップと花束を手にする鈴木庸之

 競輪の松阪開設65周年記念の蒲生氏郷杯王座(G3)最終日は11日、三重県の松阪競輪場で決勝(2025メートル、5周)を行い、鈴木が記念初決勝で初優勝を飾った。レースは松谷―白戸―松坂―渡辺―柴崎―吉本―渡部―鈴木―池田で周回。赤板で鈴木―池田が前へ。その上を吉本―渡部―柴崎で叩き打鐘から逃げると、松谷がすかさず巻き返し先行争いに。鈴木が1C8番手から一気に前団をまくり押し切った。2着は切り替えた渡辺。

 デビュー9年目で記念を制覇した鈴木は「前がやり合っていて柴崎君が内にいたので1コーナーでまくれると思った。記念初Vはうれしい。競輪祭に出場できると思うので、そこで活躍したい」と喜びを語った。

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2015年5月12日のニュース