【香港・QE2世C】福永騎乗ステファノス、しぶとく伸びて2着

[ 2015年4月27日 05:30 ]

2着に好走したステファノスと鞍上の福永

 香港G1・クイーンエリザベス2世C(芝2000メートル、12頭)が26日、シャティン競馬場で行われた。日本から挑んだステファノス(牡4=藤原英)は道中5番手から馬群を縫ってしぶとく伸び2着に入った。優勝は地元・香港馬ブレイジングスピード(セン6=クルーズ)だった。

 直線で前が幾重の壁になったが、福永は内に進路を切り替え、3着と0秒01差の“大接戦”の2着争いを制した。福永は「初めてで、しかも1頭だけの海外遠征で調整は難しかったと思うが、スタッフのおかげでコンディションは良かった。4コーナーでスペースがあれば…という思いはあるが、馬は頑張っている。香港の重めの芝は合うし、またチャレンジしたい」と称えれば、藤原英師も「接戦の2着争いをものにできたのは馬が力をつけた証拠。また挑戦したい」とリベンジを誓った。

 国内の重賞Vは昨秋の富士Sだけで伸び盛りの4歳。国際G1での快走は、これからの成長の大きな財産になりそうだ。

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2015年4月27日のニュース