【桐生・MB大賞】笠原まくり差しV「納得のレースできた」

[ 2015年4月14日 05:30 ]

桐生MB大賞を優勝した笠原

 桐生G2「MB大賞」は13日、第12Rで優勝戦が行われ、3号艇の笠原亮(35=静岡)がまくり差し快勝。G2初制覇を飾り、優勝賞金400万円を獲得した。

 現在A2級とはいえ、やはりSGウイナー。笠原が鮮やかなハンドルさばきで突き抜けた。イン市橋がトップSから逃走態勢に持ち込むが、その懐を華麗にまくり差し。「ピット離れ、スタート、ターンと納得のレースができた」と満足そうに振り返った。

 05年クラシックでSG初出場Vを飾った逸材。だが、近年はS事故が続き、14年後期からは出走回数不足でA2級に甘んじていた。12年グランプリシリーズを最後にSGからも姿を消していたが、この優勝により来年の平和島クラシック出場権を獲得。今年4度目のVで賞金ランクも19位に浮上した。「これでSGにもう一回行ける」。その瞳は早くも最高峰の戦いを見据えていた。

 ◆次走 優勝した笠原亮の次走は19日からの多摩川一般戦。土屋太朗、市川哲也、上平真二らが出場。市橋卓士、魚谷智之、山崎智也は21日からのとこなめG1トコタンキング決定戦。今垣光太郎、松井繁、太田和美らとVを争う。田中信一郎は17日からのびわこ一般戦。深川真二、徳増秀樹、須藤博倫らが出場。興津藍は20日からのまるがめ一般戦。石渡鉄兵、中辻崇人、君島秀三らと覇を競う。

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2015年4月14日のニュース