【皐月賞】全てが完璧、1冠間違いなし!サトノクラウンをV指名

[ 2015年4月14日 05:30 ]

過去10年のデータから1番指名となったサトノクラウン

 皐月賞過去10年のデータを徹底分析した結果、サトノクラウンがV候補に浮上した。

 (1)年明けのレース数 皐月賞は3歳になってからのローテーションが大切。使い過ぎてガス欠はご法度。過去10年の優勝馬10頭中、9頭は「年明け1、2戦」しか使っていなかった。例外は年明け3戦を消化していた11年優勝オルフェーヴルだけ。ただこの年は震災の影響で皐月賞が1週延期&東京施行の特別な年。何と3戦全勝でスプリングSを制したキタサンブラックが早くも消えてしまった。1月デビューで今年既に3戦消化。ダノンリバティ、ワンダーアツレッタと共に早くも脱落。

 (2)惨敗は禁物 クラシックを勝つような馬は惨敗しない。優勝馬10頭中、8頭は掲示板(5着以内)を外すような大敗がなかった。残る2頭の08年キャプテントゥーレの惨敗は新馬戦(8着)、11年オルフェーヴルは1400メートルの京王杯2歳S(10着)で記録したもの。軌道に乗った2戦目以降でマイル以上での大敗は絶対ダメなのだ。弥生賞2着ブライトエンブレム、毎日杯で重賞初Vを飾ったミュゼエイリアンなど大量9頭がいなくなった。

 (3)3歳で重賞制覇 2歳の実績より、3歳になってからの成績は当然重要だ。一昨年ロゴタイプ(スプリングS1着)、昨年イスラボニータ(共同通信杯1着)など優勝馬8頭は「3歳時の芝1800メートル以上の重賞制覇」の実績があった。2歳王者のダノンプラチナは始動戦のスプリングS3着が、かなり残念…。共同通信杯2着ドゥラメンテ、若葉S3着アダムスブリッジもここでお別れだ。

 (4)前走1着の勢い 優勝馬10頭中、9頭は「前走は重賞か若葉Sで1着」。例外は弥生賞4着から巻き返しに成功した08年キャプテントゥーレだけ。皐月賞は前走Vの勢いに乗った馬が、勝ち切るケースが圧倒的に多いのだ。リアルスティールは前走・スプリングS2着で、勢いが止まってしまった。

 結論 ただ1頭残ったのは3戦全勝で弥生賞を制したサトノクラウン。ローテーションを含めて、全てが完璧。まず1冠は間違いなしだ!!

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2015年4月14日のニュース