【高松宮記念】(4)エアロヴェロシティ、濡れた馬場は…

[ 2015年3月29日 05:30 ]

 中京に入厩している香港馬エアロヴェロシティはダートコースで最終調整。キャンターに移ると、首をグッと下げて1周。テンションが高ぶることもなく、軽快な脚さばきで周回した。引き揚げる際は関係者と記念撮影の一幕も。すっかり環境に溶け込んでいる。ポール・オサリバン師は「落ち着いて、文句の付けようがない出来。ハナに行く馬がいるようだが、この枠順(4番)なら、対応しやすい」と笑顔で切りだした。

 昨年のG1香港スプリント(1着)でストレイトガールを一蹴した実績馬。気になるのは空模様だけ?指揮官は「香港のコースはかなり硬い。この馬自体が濡れた馬場は未体験。かき込む走法ではないので、雨は降ってほしくないね」と本音も明かした。

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2015年3月29日のニュース