【中山記念】イスラボニータ万全 古馬になって心身ともに成長

[ 2015年2月24日 05:30 ]

 昨年の皐月賞馬イスラボニータも万全の始動態勢を整えている。1月15日に放牧先の山元トレセン(宮城県)から帰厩すると、入念に追い切りを消化。18日の1週前追い切りでは時計のかかるWコースで5F66秒6、ラスト1F12秒1(いっぱい)をマークした。

 栗田博師は「ゆったりと歩けるようになったし、重量感もあってどっしりしてきた」と古馬になっての心身両面の成長ぶりに目を細める。「昨年のJRA賞(最優秀3歳牡馬)にも選出していただいたし、タイトルに恥じない走りをさせたい」と続けた。

 主戦の蛯名も「順調なのが一番。高いレベルを求めているのでもう少し反応が良ければとも思うが、このひと追いで変わってくるでしょう」と上々の感触。「かなり強いメンバーがそろうが、いいスタートを切りたい」と語った。

 ここをステップに大阪杯(4月5日、阪神)を挟み安田記念(6月7日、東京)に向かう予定だ。

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2015年2月24日のニュース