【きさらぎ賞】超良血ポルト 無念2着も武豊「将来性かなりある」

[ 2015年2月9日 05:30 ]

 祖母がエアグルーヴ、父ディープインパクトという超良血ポルトドートウィユは2着に終わった。外めをリズム良く追走して、4角は勝ち馬を内に見るように進出するも差は縮まらなかった。武豊は「勝負どころで外々に振られたのが響いた。勝ち馬は強かったが、この馬もいい走りをしていた。将来性はかなりあるので」と厳しい表情で回顧した。

 一戦ごとに体を増やし地力を強化して、デビューから4戦は全てメンバー最速の上がりをマーク。この日も水分を含んだ重たい馬場の中を勝ち馬に次ぐ、ラスト3F34秒5の脚でシャープに伸びた。高野師は「外々を回ったがリズム良く運んで現段階での力は出せたと思う。賞金を加算できたのは大きいですね」と振り返った。今後については「馬の様子を見て考えます。デビュー時に比べると、ひ腹に肉も付いて着実に成長はしているので」と巻き返しへ力を込めた。

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2015年2月9日のニュース