【シルクロードS】ヘニーハウンド反撃ムード「フレッシュな状態」

[ 2015年1月28日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=27日】休み明けの火曜朝は目覚めが悪い。寺下は滞在する記者寮で午前6時に起床。洗面所に向かうと、右手に歯磨き粉、左手にも歯磨き粉。寝ボケがひどかった。

 シャキッとしないまま取材を始めた。小雨が降る中、坂路監視塔に向かうと偶然、吉村師とバッタリ。東西2重賞に管理馬を送り込む。シルクロードSは転厩2戦目のヘニーハウンド。指揮官は「慢性的に背腰に疲れがたまりやすいと聞いている。初戦の前走(京阪杯8着)は、つかみ切れていなかった。今回はフレッシュな状態だし雰囲気はいいですよ」と反撃を誓う。

 根岸Sタールタンは出走順の補欠1番手。吉村師から「入らへんかな?」と逆取材。その姿勢から期待がうかがえる。3走前に当舞台でワイドバッハと0秒3差の2着。「最後は差されたけど、前で頑張っていたのはうちの馬だけ」。語気を強めた指揮官の言葉に、寺下の眠気は吹っ飛んだ。

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2015年1月28日のニュース