【いちょうS】クラリティスカイ好位差し!重賞初制覇

[ 2014年10月11日 16:33 ]

<いちょうS>クラリティスカイ(右)が2着に2馬身差をつけ一着でゴール

 新設の重賞「第1回いちょうS」(芝1600メートル・晴・良)11日、東京競馬場11Rで行われ、横山典騎手騎乗の4番人気のクラリティスカイ(牡2=友道厩舎、父クロフネ、母タイキクラリティ)が、好位差しを決めて優勝した。勝ち時計は1分33秒5のレコードだった。

 クラウンノキミが先頭に立ち、レースを引っ張った。2番手にミッキーユニバース、以下マコトダッソー、クラリティスカイ、タケデンタイガーと続き、1番人気のサトノフラムは後方に待機してレースが進んだ。

 速いペースでレースが進み、勝負は直線に持ち込まれた。まずミッキーユニバースがクラウンノキミを競り落とす。するとこれを見ていたクラリティスカイが、今度はミッキーユニバースに襲いかかった。ネオルミエールも最後方から激しく追い込んだが、レコード駆けしたクラリティスカイには及ばなかった。

 2馬身差の2着はネオルミエール、さらにクビ差の3着にはミッキーユニバースが入った。クラリティスカイは4戦2勝で初重賞制覇。

 「いちょうS」は、旧いちょう特別から昇格し新設された重賞で、過去にはエアグルーヴ、イスラボニータなどを排出しているレース。今後の勝ち馬の活躍などを見極めてグレードが決定される。

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2014年10月11日のニュース