【関屋記念】クラレント　好位差し切りで重賞５勝目！

＜関屋記念＞先行するダノンシャーク（内）をかわして、クラレント（１３）がゴール前差し切る

　第４９回関屋記念(Ｇ３、芝１６００メートル・曇稍重１６頭）は１７日、新潟競馬場１１Ｒで行われ、田辺騎手騎乗の４番人気、クラレント（牡５＝橋口厩舎、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー）が、直線差し切り優勝した。勝ち時計は１分３２秒５。

　エキストラエンドが大きく出遅れるスタートからティアップゴールド先頭に立ち、２番手にラインブラッド、その後は固まってダノンシャーク、ブレイズアトレイル、タガノブルグなどがつける展開。

　３コーナー手前で先頭がティアップゴールドからラインブラッドに替わり４コーナーから直線を迎える。懸命に粘るラインブラッドをかわしてダノンシャークとサトノギャラントが抜け出したが、好位でレースを進めたクラレントが力強い伸びを見せて２頭を差し切り、最後は食い下がったダノンシャークに半馬身差をつけて重賞５勝目を飾った。

　２着ダノンシャークと３／４差の３着にはサトノギャラントが入った。

　◆クラレント　５歳牡馬、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー。北海道新冠町のノースヒルズマネジメント生産、馬主は前田晋二氏。戦績は２２戦６勝、重賞は５勝。獲得賞金は２億９９３５万１千円。