根性あるアドマイヤガスト、時計のかかる馬場◎

[ 2014年8月5日 05:30 ]

 注目を集めた札幌芝1800メートル戦はアドマイヤガストがデビュー勝ち。中団外めを追走し、ゴール前で差し切る勝負根性を見せた。ややズブくエンジンのかかりが遅いタイプだが、いざ加速すれば長くいい脚で伸びてくる。時計のかかる馬場の方が良さそうだ。

 新潟は芝1600メートル戦でナヴィオンが豪快な差し切りV。450キロの小柄な馬体。瞬発力を生かせる軽い芝が合っていたのだろうが、なかなかの大物感がある。昨年、同じハーツクライ産駒のワンアンドオンリーをダービー馬に導いた橋口厩舎の期待馬であり、今後の成長が楽しみだ。

 小倉は九州産のエフェクトが能力の違いを見せつけた。スノーエンジェルが勝った新馬戦の勝ち時計と0秒3しか変わらない。まだまだ余裕があり、一般馬相手にも十分に通用しそう。

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2014年8月5日のニュース