騎手、調教師免許交付式 復帰・柴田未「18年前の初心に戻って」

[ 2014年2月18日 05:30 ]

騎手免許交付式を終えて、希望に燃える左から石川、井上、小崎、柴田未、木幡初、松若、義の7人

 14年度JRA新規騎手、調教師に対する免許交付式が17日、東京都港区のJRA六本木事務所で行われた。

 騎手は11年に引退し再試験に合格した柴田未崎(36=斎藤)と石川裕紀人(18=相沢)、井上敏樹(19=本間)、小崎綾也(18=村山)、木幡初也(18=鹿戸雄)、松若風馬(18=音無)、義英真(18=崎山)の競馬学校騎手課程卒業生6人が免許を手にした。3年ぶりの現役復帰となる柴田未は「調教助手を経験したことで、騎手としては知らなかったことを勉強できた。18年前に初めて免許をもらった頃の初心に戻って頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 調教師は池添学(33)、奥村武(37)、奥村豊(36)、武井亮(32)、西村真幸(37)、松下武士(32)の6人。父は兼雄師、兄・謙一が騎手という競馬一家に生まれた池添学師は「免許をいただいて責任の重みを感じている。経営者としてのオリジナルをつくっていきたい」と目を輝かせた。美浦の奥村武、武井亮師は3月1日付で厩舎を開業。栗東の4師は技術調教師として開業に備える。

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