【ラジオNIKKEI杯2歳S】ワンアンドオンリー重賞初V

[ 2013年12月22日 05:30 ]

<ラジオNIKKEI杯2歳S>ワンアンドオンリーが差し切り快勝

 クラシックの登竜門「ラジオNIKKEI杯2歳S」が阪神競馬場で行われ、7番人気ワンアンドオンリーが鮮やかに差し切って重賞初Vを挙げた。

 伏兵と思えぬ堂々たる勝ちっぷりだった。馬群でもがく上位人気馬を外から力強くかわした。父ハーツクライの主戦も務めたルメールは笑顔で語った。「素晴らしい馬。来年につながるいいレースができたと思うし、クラシックを勝てるだけの能力がある。ハーツの子、橋口先生の馬で勝てたことがうれしい」

 その橋口師も笑みが絶えない。「次走は未定だが、ダービー(6月1日、東京)から逆算して使っていきたい。もう賞金的に出られるから」。栗東の顔ともいえる名調教師も16年2月で定年。悲願のダービーVへ、残るチャンスは2回。出世レースを勝ち上がった秘蔵っ子とともに夢へと突き進む。

 ◆ワンアンドオンリー 父ハーツクライ 母ヴァーチュ(母の父タイキシャトル)牡2歳 栗東・橋口厩舎所属 馬主・ノースヒルズ 生産者・北海道新冠町ノースヒルズ 戦績6戦2勝 総獲得賞金4567万1000円。

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2013年12月22日のニュース