【阪神ＪＦ】レッドリヴェール　一瞬で相手を置き去り

レッドリヴェール（左）は末脚全開の併せ馬

　レッドリヴェールは６月１日に勝ち上がった今年の２歳新馬勝ち第１号。仕上がり早で北村助手も「新馬戦の時も仕上がっていたし間隔を空けた札幌２歳Ｓの時も仕上がっていた。もちろん今回も仕上がっている。休み明けは関係ないですね」と自信を見せる。

　その言葉を裏付けるような最終追い切り。坂路の併せ馬で２歳未勝利のマミーテイラーを瞬発力の差で２馬身置き去りにした。４Ｆ５３秒８～１Ｆ１３秒３のタイム以上に鋭さを印象づけた。「しまい気合つける調教。最後の５０メートルで滑ってしまったけど、思った以上に伸びました。手応えも良かった。申し分ない内容です」と同助手。

　鞍上に関しても前走コンビを組んだ岩田は香港遠征で騎乗できない。当初はルメールを確保できたが、こちらも後から香港遠征が決まってご破算になったが、幸運なことに現在１０８勝を挙げている戸崎を確保できた。昨年のローブティサージュに続く須貝厩舎連覇へ、万全の態勢が整ったようだ。