【中山４Ｒ新馬戦】ファイトユアソングが逃げて完勝

　メイクデビュー中山は３０日、中山競馬場４Ｒ（ダート１２００メートル・晴良）で行われ、横山和騎手騎乗の２番人気、ファイトユアソング（牝２＝藤原辰厩舎、父スズカマンボ、母ファイトソング）が逃げ切り、新馬勝ちを飾った。勝ち時計は１分１２秒８と優秀だった。

　スタート良く飛び出したファイトユアソングが先手を取った。リワードターン、ピンクドラゴンが２、３番手を追走。上位人気のキョウエイアニラ、グラスティファニーなどは中団でレースを進めた。

　先行馬が順位を維持したまま３、４コーナーを通過。直線に入って後続が迫ろうとする中、先頭のファイトユアソングは追われるとグングン加速し差を広げる。ゴールでは２着に６馬身もの差をつけて逃げ切り、能力の高さをうかがわせた。

　２着にキョウエイアニラ、そこからクビ差の３着にスリーロンドンが入った。