【京王杯2歳S】カラダレジェンド最速重賞V 前週に新馬戦勝利

[ 2013年11月10日 06:00 ]

京王杯2歳Sを制したカラダレジェンド

 デビュー最速の重賞ウイナーが誕生した。「第49回京王杯2歳S」が9日、東京競馬場で行われた。5番人気のカラダレジェンドが新馬戦快勝から連闘策で快勝。3月開業の尾形和師は重賞初挑戦制覇となった。

 わずか1週前に東京新馬戦を馬なりで圧勝した2歳牡馬の素質は本物だった。2番手から直線で抜け出すと、後続に半馬身差をつけてのVゴール。アルテミスS(マーブルカテドラル)に続く2週連続重賞勝ちを決めた田辺は「新馬の強い勝ち方で期待はあったが、連闘で勝てるほど重賞は甘くないと思っていた。GOサインに的確に動いてくれた」と振り返る。尾形和師は「連闘じゃなければもっとはじけたかもしれない。バネの利く走りや気の強さが勝利につながった」と語る。子安裕樹オーナーが整体院グループを経営していることから「カラダ」を冠名にした最速の重賞ウイナー。今後は未定だが、G1戦線でも新たなレジェンドをつくるか。

 ◆カラダレジェンド 父フレンチデピュティ 母キョウエイワンダー(母の父サンデーサイレンス)牡2歳 美浦・尾形和厩舎所属 馬主・子安裕樹氏 生産者・北海道新ひだか町岡田スタッド 戦績2戦2勝 総獲得賞金4350万4000円。

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2013年11月10日のニュース