【札幌記念】重賞連勝中トウケイヘイロー 折り合い問題なし

[ 2013年8月15日 06:00 ]

トウケイヘイローは掛かることなくスムーズな走り

 重賞2連勝中のトウケイヘイローが勢いそのままに、函館Wコースを単走で力強く駆け抜けた。時計も余裕を残して5F66秒2~12秒8なら文句なし。7日、10日に続いて手綱を取った黛(レースは武豊)は好感触を口にした。

 「3回続けて乗せていただきましたが、しまいの動きは今回が一番ですね。スッと(ハミが)抜けて半マイルからはリラックスして走っていたし、いい感じだと思います」

 行きたがる気持ちをグッとこらえ、直線に向いて軽くうながされるとスムーズに加速してフィニッシュ。レースで折り合いに課題を抱える馬とは思えないスムーズな追い切りだった。担当の宮下助手も満足げだ。

 「馬がその気になって走ってくれた。でも落ち着きはありますよ。レースでもゆったり行って、しまいまでしっかり走ってくれればいいですね」

 夏の函館王者から、秋には中距離王者の座へ。G1馬5頭を前にしても、この勢いを持ってすれば十分に勝算ありだ。

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2013年8月15日のニュース