【2歳馬特報】国枝厩舎期待の超良血2頭、じっくり調整

[ 2013年4月26日 06:00 ]

調教を終え引き揚げるダイワレジェンド

 美浦トレセンにも2歳馬であることを示す緑色の調教ゼッケンを装着した馬が増えてきた。関東の強豪・国枝厩舎には期待の超良血馬が2頭入厩。まずはG1・4勝を挙げた名牝ダイワスカーレットの2番子であるダイワレジェンド(牝、父キングカメハメハ)。母とその父アグネスタキオンから受け継がれた明るい栗毛の馬体からは、早くも風格が漂う。「460~470キロくらいで牝馬としては、ちょうどいいサイズ。スラッとしていて体の伸びがいい感じ」と国枝師は評価する。

 もう1頭はピンクカメオの初子ブルーロータス(牝、父ディープインパクト)。母も国枝厩舎所属で07年NHKマイルCを制した縁の血統だ。「気性もコロンとして脚が短めの体形もお母さんそっくり」と指揮官は目を細める。

 2頭とも「まずはゲートを教えて、馬がどう反応していくか見たい」と師。「楽しみだが、結果を求められる血統だし、ただ使えばいいというわけじゃない。しばらくじっくり付き合っていく」と、デビュー時期を決めず馬の成長に合わせて調整する方針。2頭の父母を合わせるとG1・14勝。POGでも指名殺到が必至だ。

続きを表示

2013年4月26日のニュース