中村亮太2年間出場停止 ファン投票用紙に自分の欄マークし配布

[ 2013年3月15日 06:00 ]

2年間出場停止となった中村亮太

 日本モーターボート競走会が、A1級レーサーの中村亮太(32=長崎)を12カ月間の出場停止処分としたことが分かった。中村は2月3日、ボートレース大村でSG「第40回笹川賞」(5月21日開幕、福岡)のファン投票イベントに参加していた際、投票用の専用マークシートに自分の欄をマークしてファンに配布したことが判明。ファンの一部から同レース場へ苦情が寄せられた。競走会は2月25日に褒賞懲戒審議会を開き、中村を翌26日から12カ月間の出場停止処分とした。

 中村は2月14日から審査期間中2本分のFで90日間休みに入っていた。14年2月25日までの出場停止処分の後、残りのF休みを消化(14年5月14日まで)。さらに中村は選手会からも12カ月間の自粛欠場を勧告されており、少なくとも15年5月中旬までレースに出場できない。

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2013年3月15日のニュース