【有馬記念】ルーラーシップ完璧 陣営「仕上がっている」

[ 2012年12月17日 06:00 ]

有馬記念へ向け、エアサラディン(奥)と坂路で追い切られ先着したルーラーシップ

 ルーラーシップは坂路で抜群の気合乗りを見せた。エアサラディン(2歳新馬)のすぐ後方で折り合い、ラスト2Fで外に持ち出すと、抑え切れない手応えで併入。4F57秒7~1F13秒1をマーク。山田助手は「いい状態をキープしている。馬体は使いながら絞れてきたし、もう仕上がっている感じ」と話した。

 天皇賞、ジャパンCの秋2戦は出遅れがもろに影響して3着止まり。課題克服に向け、14日にはコンビを組むウィリアムズを背にゲート練習を行った。山田助手は「練習では何もしないし競馬とは違うと、鞍上は言っていた。今のところ落ち着いているので、この雰囲気通りに(ゲートを)出てくれれば」と力を込める。国内G1未勝利ながら、ファン投票はオルフェーヴルに次ぐ2位の支持を集めた。「強い馬が使わないから、ファン投票は繰り上がり1位だね。期待に応えたい」と意気込んでいた。

続きを表示

2012年12月17日のニュース