【新馬戦】遊んで勝った矢作厩舎ウィズダムが楽しみ

[ 2012年9月25日 06:00 ]

 未勝利戦から将来性を感じさせる馬が勝ち上がった。阪神では今年のダービーを制した矢作厩舎の評判馬ネオウィズダムが快勝。最内枠から積極的にハナを奪うと、ラスト200メートルで後続をあっさり突き放した。勝ちタイム1分47秒7も優秀だ。道中は遊びながら走る若さを見せており、競馬を覚えてくれば今後が楽しみ。中山のサングブルーは好センスが光った。スッと2番手を追走、直線は持ったままの手応えで危なげなく抜け出した。新種牡馬チチカステナンゴから大物誕生を予感させた。

 オープン特別のききょうSはプリンセスジャックがデビューから連勝を飾った。直線は外に持ち出すのを待つ余裕を見せ、豪快に差し切った。折り合いに不安はなく、暮れのG1に向けて視界良好だ。新馬組からは、朝日杯FSと同じ中山マイル戦を勝ち上がったレオハイタッチにB評価。兄レオアクティブ(重賞2勝)同様の切れ味はG1舞台でも通用しそうだ。

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2012年9月25日のニュース