【新馬戦】“6億円の息子”ヴェルデホ 芝の走りも注目

[ 2012年7月24日 06:00 ]

【22日札幌新馬戦】レースを制したヴェルデホと鞍上の横山典弘騎手。右は2着のヤンキーソヴリン。

 22日の札幌では“6億円馬”を母に持つヴェルデホがダートで初陣V。母ディナシーはトゥザヴィクトリーの子で、弟にトゥザグローリー。ダートで出世が見込めるのは間違いないが、芝での走りも見てみたいところだ。

 オープンの中京2歳Sはエーシントップが逃げ切った。4角で外に膨れるなど随所に若さをのぞかせたが、差し優勢の馬場で逃げ切ったのは立派。これで芝1400メートルでデビュー2連勝。もう少しコントロールが利けば、マイルでもこなせるはず。2歳戦をリードする存在となりそうだ。

 21日に中京の芝1400メートルでデビュー戦を飾ったスイートメドゥーサは07年オークス馬ローブデコルテの初子。出遅れながらスムーズに中団に取り付き、直線は軽く仕掛けた程度であっさり抜け出した。着差(1馬身1/4)以上の完勝。血統的な裏付けもあり、今後が楽しみな1頭だ。

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