【新潟新馬戦】浅沼オーナー「妖気を頂こうと…」

[ 2012年7月24日 06:00 ]

 妖怪を2歳馬に命名したのが「デルマ」の冠名の浅沼廣幸オーナー(61)。馬主歴23年、札幌で医療法人「廣仁会」理事長を務める皮膚科医。「昨年、2歳馬に日本の神様の名を付けたところ、七福神のうちビシャモンテン、ダイコク、エビスが勝ち上がってくれました。御利益があったのでしょうかね。そこで、今年は日本の妖怪シリーズにして妖気を頂こうと…」と由来を説明した。所有する現2歳馬15頭中7頭の馬名はJRAに登録済み。残る8頭もすべてザシキワラシ、ヌリカベ、ヌラリヒョンなど妖怪にちなんだ馬名を付ける予定だ。

 ◆デルマアマノジャク(牝=小野次、父オンファイア。人の心をもてあそぶ妖怪)グリーンマイルで調整中。8月末か9月上旬に美浦に入厩予定。

 ◆デルマカマイタチ(牡=堀井、父スリリングサンデー。つむじ風に化けて鎌のような爪で人間を襲うイタチの妖怪)今月上旬にゲート試験合格。近日中に美浦から札幌に移動し、8月12日の札幌5R新馬戦(芝1800メートル)を目指す。

 ◆デルマコナキジジ(牡=和田道、父バトル ライン。赤ん坊のような泣き声を上げ、抱き上げられると石になって人間を押しつぶす妖怪)千葉・和田牧場で調整中。入厩未定。

 ◆デルマハンニャ(牝=和田郎、父ブラックタイド。女の嫉妬=しっと=や恨みが化身した鬼面の妖怪)和田牧場で調整中。今秋デビューを目指す。

 ◆デルマヤマンバ(牝=天間、父ローエングリン。山の中に住んで人を食べる老女の妖怪)北海道日高町の育成牧場グリーンマイルで調整中。近日中に美浦へ入厩 予定。

 ◆デルマベム(牡=堀井、父サイレントディール。60年代後半にフジテレビ系列でアニメが、昨年日本テレビ系列で実写版が放送された「妖怪人間ベム」)グリーンマイルで調整中。入厩未定。

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2012年7月24日のニュース