【七夕賞】岩田 トーセンラー「きれいな馬場なら」

[ 2012年7月6日 06:00 ]

【七夕賞】6年ぶりの福島参戦となる岩田

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」はトーセンラーの手綱を取る岩田騎手の胸の内に迫った。

 ――トーセンラーには前走(鳴尾記念3着)で初騎乗。

 岩田 自分が頼まれたのはなぜかを考えて乗りました。

 ――先行策を取ったのもそのせい?

 もちろんです。逃げても良いと思っていたくらい。ただ、思ったよりも行ってくれませんでした。

 ――難しい感じがあった?

 それはありません。コントロールは利きやすくて前でも後ろでもどこでも競馬ができる感じ。頭の良いタイプだと感じました。

 ――良馬場なら前走くらいは走れる。

 そうですね。道悪は下手だけどきれいな馬場なら今回もやれると思います。

 ――それでも重賞勝ち(11年きさらぎ賞)やG1・3着(同年菊花賞)がある。

 京都だと3コーナーからの下り坂で惰性に乗って走れるのも良いのだと思います。それにしても潜在能力が高いからこそ重賞戦線でもあれだけ走れるのでしょう。

 ――そういう意味で直線に上り坂のない福島はまだマシ?

 前走みたいに直線に上り坂のある阪神よりは良いでしょうね。前走で前へ行けることも分かったし、福島も問題ないでしょう。

 ――岩田騎手も福島は久しぶりの騎乗。

 コンゴウリキシオーで七夕賞に挑戦(06年)以来です。あの時は2着に負けたので今度こそしっかり結果を出したいですね。

 ――ハンデの57キロは小さな体にこたえない?

 ハンデはそれだけ実績を認められたということだから仕方ないですね。少しでも負担にならないように乗ってあげたいです。

 ――ダービージョッキーらしい騎乗を期待します。

 馬の強さだけでなく少しでも助けてあげるような騎乗ができればと思っています。

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2012年7月6日のニュース