【大阪杯】調子戻ってきた!アーネストリー「今は70%」 

[ 2012年3月27日 06:00 ]

アーネストリーは京都記念、ドバイ遠征をパスして大阪杯から始動する

 アーネストリーは京都記念、ドバイ遠征をパスして大阪杯(4月1日、阪神)から始動する。「いったん悪くなると、とことんまで落ちてしまうんだ。完成されたかと思ったけど、まだまだ弱いね」と佐々木師。有馬記念10着後に低下した状態を立て直すまでに時間を要したということだ。だが、7歳ながら2度の長期休養があって、キャリアは23戦10勝。少ないレース数と高い勝率がこの馬の本質だ。じっくり仕上げれば、きっちり結果を残す。

 この中間は坂路で入念な乗り込み。担当の田重田厩務員が現状を伝える。「乗り始めたころはギクシャクしていたけど少しずつ良くなってきた。馬体重は競馬で530キロぐらいだと思う」。完調との比較では「70%ぐらいかな」と慎重だが、何と言ってもG1ウイナー。昨年の宝塚記念を制した時と同じ阪神内回りコースとあれば当然の主役候補だ。

続きを表示

2012年3月27日のニュース