【きさらぎ賞】杉山助手、でっかい“野望”

[ 2012年2月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】3歳世代が重賞3勝と絶好調の石坂厩舎がきさらぎ賞に送り込むのはマジカルツアー。新馬戦を逃げ切ったばかりだが、未知の魅力はたっぷり。担当は先週の京都牝馬Sを制したドナウブルーと同じ杉山助手。岡崎は「おめでとうございました」のあいさつもそこそこに、取材を開始した。「相手は強くなるけど、このメンバーをやっつけないとクラシックなんて言えないからね。課題は折り合い。1回使って行きたがるところが出てきた感じがあるから…」。最終追いはハッピーアビラ(3歳未勝利)に3馬身の先着。序盤は僚馬を前に置いても折り合いがついた。「レースでもこういう走りをしてくれればいいんだけどね」と手応えをつかんだ様子。「2週連続で重賞に出られるような馬を担当させてもらえてうれしい。まだG1を獲ったことがないから、今年はドナウブルーとマジカルツアーでと思っている」と期待する。

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2012年2月2日のニュース