昨年の安田記念V…ショウワモダン馬房で事故死

[ 2011年12月3日 06:00 ]

昨年の安田記念を制し口取り式で記念撮影に納まるショウワモダンと後藤浩輝騎手(中央)

 昨年の安田記念優勝馬ショウワモダン(牡7)が2日午後1時20分、けい養していた東京都世田谷区の馬事公苑で事故死した。

 モダンは今春、安田記念に向けての追い切り後に鼻出血を発症して引退。種牡馬にはなれず、乗馬を目指して6月9日に同公苑に入り、訓練を積んでいた。だがこの日午後1時すぎ、同馬が馬房の馬栓棒の隙間に首を不自然な形で挟んでいるのを職員が発見。懸命に救出作業を行ったが、喉の圧迫による窒息で死んだ。同公苑の三笠貞弘苑長は「競走能力だけでなく馬術競技馬としての資質も優秀で、来年の活躍を目指して調教を重ねていた矢先の事故。非常に残念です」とコメントした。

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