【ステイヤーズS】マイネルキッツ 堂々押し切り復活V

[ 2011年12月3日 15:40 ]

 3日の中山11R「第45回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス」(G2、芝内3600メートル・不良16頭)は、三浦騎手騎乗の4番人気、マイネルキッツ(牡8=美浦・国枝厩舎、父チーフベアハート、母タカラカンナ)が、早め先頭から押し切って優勝した。勝ち時計は3分50秒8。 三浦騎手、国枝調教師ともに本走初勝利。

 スタミナ自慢がズラリと集結した一戦。ほぼ揃ったスタートから大外枠のドリームセーリングが先手を奪う。ビッグウィーク、ネコパンチ、フォゲッタブルがその直後に続き、1番人気に推されたビートブラックは中団やや後方に位置取りレースを進める。

 1周目の直線を迎えペースがやや落ち着く。

 2周目の3コーナーから徐々にレースが動きを見せ、道中後方から進んだマイネルキッツが早め先頭に立ち直線に入ると、後続との差を更に広げる。キッツがそのまま押し切り、G1馬の貫禄を見せて2010年3月以来の復活勝利を挙げた。

 1馬身1/4馬身差の2着にイグアス、そこから3馬身半差の3着に最後方から追い込んだトウカイトリックが入った。

 ◇マイネルキッツ 8歳牡馬、父チーフベアハート、母タカラカンナ。北海道新冠町のビッグレッドファーム生産、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績は42戦8勝、重賞は2009年の天皇賞・春など3勝。獲得賞金は5億4883万8千円。

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2011年12月3日のニュース