【秋華賞】ピュアブリーゼ一変気配！道悪残れば…

＜秋華賞＞前走から一変気配のピュアブリーゼ

　オークス２着のピュアブリーゼが一変ムードだ。午後０時５１分、小雨が降ったりやんだりの京都競馬場にアカンサスと同じ馬運車で到着。山本助手は「特に輸送で入れ込むことはなかった。以前阪神に行った時と変わりなく、順調でしたよ」とひと安心といった様子だった。

　前走・紫苑Ｓは１２着と大敗したが、休み明けに加え、レコード決着を演出したハイペースに巻き込まれた形。山本助手は「前走は気分良く競馬ができなかったし、１回使って良くなった。オークス前と変わらないくらい」と状態面に自信を示した。

　良馬場とはいえ、雨の中で行われたオークスはゴール前まで逃げ粘って首差の２着。重馬場のフローラＳでも同タイムの３着と、道悪は歓迎。山本助手は「良馬場でもやれるけど、他が嫌がる分、もっと降ってほしいかな」と“雨乞い”した。今回は快速馬メモリアルイヤーの逃げが濃厚だが、ハナにはこだわらない。オークスと同じ柴田善に戻って迎える大一番。道悪が残るようならオークスの再現、いや前進まであって不思議ない。