【南部杯】エスポワールシチー復権へ手応え十分

[ 2011年10月10日 06:00 ]

 エスポワールシチーは1年半ぶりの東京で復権を狙う。栗東からの輸送組では1番乗りの午後4時4分に到着。引き運動を約10分間、入念に体をほぐしてから馬房へ。落ち着いた様子でカイバをバリバリ食べた。森崎助手は「これだけの馬だし輸送は問題ないね。暑さを心配したが、涼しそうなので良かった」と笑顔。

 09年JCダート→10年フェブラリーSは圧倒的なパフォーマンスで王者の座に君臨したが、米ブリーダーズC遠征後はその勢いが感じられない。だが「春先はどこが悪いというわけじゃないが、トモ(後肢)に違和感があったし気迫も足りなかった。気で走るタイプなのであとは気持ちの問題」。中間は併せ馬で気合を注入。「先週は(佐藤)哲三さんに乗ってもらってからスイッチが入ってきた。昔の良かった頃に近づいている」と確かな手応えを感じていた。

続きを表示

2011年10月10日のニュース