【朱鷺S】ボス鮮やかな差し切り勝ち!

[ 2011年8月27日 16:20 ]

 27日の新潟11R「朱鷺ステークス」(3歳上オープン・別定・芝1400メートル・良)は、6番人気で石橋脩騎手騎乗のオセアニアボス(牡6=矢作)が優勝した。勝ち時計は1分21秒1。

 アーバニティが出走取り消しとなって12頭立てで迎えた一戦。
 好スタートを切ったのは、メイビリーヴ。ここへトゥニーポートがダッシュを効かせてハナを奪いにかかると、メイビリーヴは2番手となり、以降サワノパンサー、ライステラス、コスモセンサーなどが続いていった。

 3、4コーナーで、サワノ、ライス、コスモが早めにポジションを押し上げにかかると、馬群は前半1000メートルを57秒5で通過。好位勢を前に見ながら直後にオセアニアボス、スズジュピターと続き、少し離れてフライングアップル、ムラマサノヨートー、リーチコンセンサス、ファリダットなどは後方から虎視たんたん。 

 トゥニー、メイビリーヴと続いて迎えた直線勝負は、その他の好位追走した各馬が脱落する展開。前を行く2頭は直線半ばを迎えても粘りに粘る。そこへ馬場の3分どころからボスが猛追。その後を、リーチ、ジュピターも迫る。しかし、先に仕掛けたボスがキレ味鋭い伸びを見せ、残り100メートルで前を捕らえ、後続の追撃も封じて勝利。鮮やかに差し切って初のOP勝ちを収めた。

 1番人気に推されたサワノパンサーは、直線半ばでジリジリと後退し10着に敗れた。

 1馬身1/2差の2着にメイビリーヴ、そこからハナ差の3着にトゥニーポートが入った。

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2011年8月27日のニュース