【新潟5R新馬戦】エネアド息の長い末脚発揮しV

[ 2011年8月27日 13:00 ]

 27日の新潟5R「メイクデビュー新潟」(芝1600メートル・良)は、2番人気のエネアド(牡2=戸田、父ディープインパクト、母キュー)が優勝した。勝ち時計は1分38秒4。

 
 好スタートを決めたのはアイスクリスタル。しかし、内から競り掛けケイアイスピリットがハナを奪って行った。トランドネージュ、コスモファンタジアと続き、その後にクリスタルという隊列で向正面を流れて行った。

 3、4コーナー中間で、クリスタルが2番手に押し上げ、マイネルバルドル、トランドネージュとなって各馬直線へ向かった。

 隊列が縦長にはならなかったため、直線入り口では各馬横一線の混戦模様。逃げたケイアイスピリットは残り300メートルまでは粘っていたが、ここで脱落。替わって先頭はトラン。しかし、そこへ馬場の中央を通って手応え良く伸びてきたのは、ミルドリームとエネアド。この3頭が完全に後続を突き放して抜け出したが、最後に外のエネアドが叩き合いを制し1着でゴール板を駆け抜けた。大外を回ったエネアドだったが、上がり最速となる32・5秒の末脚を発揮してデビューVを飾った。
 
 クビ差の2着にミルドリーム、そこから1/2馬身差の3着にトランドネージュが入線した。

 勝ったエネアドは、半兄に09年共同通信杯勝ちのブレイクランアウトなどがいる血統。

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2011年8月27日のニュース