【札幌新馬戦】注目グランデッツァ、いざ初戦!

[ 2011年8月19日 06:00 ]

 この夏、北海道デビューの2歳で一番の評判馬かもしれない。今年の桜花賞馬マルセリーナの半弟グランデッツァ(平田、父アグネスタキオン)が日曜札幌6R新馬戦で第1歩を踏み出す。見栄えのする栗毛の好馬体に、盛り上がる筋肉はいかにも柔らかみがありそう。初戦に向けて現在、函館に滞在。堀部助手が付きっ切りで調整にあたっている。「体は490キロくらい。バネがいいし、全身を使って凄く柔らかい動きをする。それに健康で丈夫。特に心配な点はないよ」

 マルセリーナが桜花賞を制した後、社台ファーム・吉田照哉代表が「弟がまた素晴らしく、タキオン産駒の最高傑作になると思う」とアピールしたことで注目度が高まった。

 「仮にこの血統を知らなかったとしても、誰が乗ってもいい馬だって思ってくれるんじゃないかな。先入観なしに見てもホントいい馬」。19日に札幌へ。レース前日の20日は秋山がまたがって最終調整の予定。大きな期待を背負って初の実戦に臨む。

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2011年8月19日のニュース