【UHB杯】“57キロ超”取捨がハンデ戦攻略の鍵

[ 2011年7月27日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=26日】先週のWIN5は3レース目の函館記念で脱落した寺下。さらに5レース目の新潟11Rは15番人気のメイショウエンジンがV。この2レースがハンデ戦で、軽ハンデ馬が波乱を演出した。

 今週は対象5レース中4レースがハンデ戦。難解だなと頭を抱えていると、中野栄師がヒントをくれた。管理するバルバレスコは函館のUHB杯と漁火Sにダブル登録。UHB杯ならハンデ48キロで出走できるが師は慎重だった。「自分の騎手時代の経験からハンデが軽いのはあまり関係ない。問題は上が何キロを背負うか。こたえるのは57キロを超えてからなんだ。57から1キロ増えると約1秒(5馬身)は違ってくる」

 確かに先週のハンデ戦2レースも57キロより重いハンデを背負った馬が惨敗。90年ダービーをアイネスフウジンで制した元騎手の話に聞き入っていた寺下。今週のWIN5はハンデに注目しながら勝負と決めた。

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2011年7月27日のニュース