【日本ダービー】オルフェーヴル順調そのもの

[ 2011年5月25日 06:00 ]

<日本ダービー>坂路を駆け上がるオルフェーヴル

 出走できるだけで光栄とされるダービー。年に1度のホースマン憧れの舞台に、池江師は3頭出しで臨む。3頭ともに魅力あふれる豪華布陣だが、主役はやはりオルフェーヴル。皐月賞は3馬身差の圧勝V。父ステイゴールド、兄ドリームジャーニーが果たせなかったクラシック制覇の夢を、いとも簡単に成し遂げて2冠目に挑む。

 「3頭とも順調としか言いようがない」と笑う池江師だが「状態が一番いいのはオルフェーヴル」ときっぱり。体調面の不安は皆無だが、師は馬場状態について慎重だ。「極端に悪くなってしまうと心配。かと言って、あまり乾き過ぎると、もっと切れる馬がいるのでは…」。皐月賞は良発表も、前日の大雨の影響で午前中まで重発表。午後から急速に回復したが、いわゆるパンパンの良ではなかった。最も運がいい馬が勝つと言われるダービー。望み通りの馬場となれば、2冠がグッと近づくことになる。

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2011年5月25日のニュース