【桜花賞】リッパー不気味…大舞台で良血開花か!?

[ 2011年4月6日 06:00 ]

 例年になく層の厚い関東勢の中で、穴ムードを漂わせているのがスピードリッパー。重賞勝ちのない1勝馬で、実績では見劣りするものの、【1410】と3着を外していない堅実さが光る。フィリーズレビューでも中団待機から末脚を伸ばし2着を確保。「レース後も疲れなく順調。カイバもよく食べている」と、鹿戸雄師の表情も明るい。

 掛かる気性も改善されてきた。「秋の東京(サフラン賞3着)の後、放牧でリフレッシュさせてから馬が落ち着いてきた。ここ2戦は折り合いも問題ない」と師。「今回はG1でいいメンバーがそろう。そんなに簡単ではない」としながらも「競馬が上手で安心して見ていられる。立ち回りのうまさを生かせば、チャンスはあるはず」と前向きだ。重賞戦線で活躍したポップロックの半妹。目覚めつつある良血が、桜の舞台でどんな走りを見せるか。

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2011年4月6日のニュース