【ドバイWC】ブエナ 世界制覇のカギはオールウェザー馬場

[ 2011年3月24日 16:04 ]

 競馬のドバイ国際競走は26日、メイダン競馬場で行われる。1着賞金600万ドル(約4億9千万円)のドバイ・ワールドカップ(WC)には昨年の中央の年度代表馬ブエナビスタをはじめ、ヴィクトワールピサ、トランセンドの日本馬3頭が出走する。

 大将格のブエナビスタにとって海外遠征、2000メートルの距離、左回りも不安はないが、鍵となるのは芝でもダートでもない、人工素材を敷き詰めたオールウエザー(AW)馬場への適性。ただ、AWでの追い切りでも軽快に動いているように十分に対応できそうだ。

 英国のトワイスオーバー、米国のジオポンティなどが強敵となるが、自慢の末脚を発揮できれば、日本馬による初制覇も夢ではない。

 昨年の有馬記念を制したヴィクトワールピサも現地での調教で力強い走りを披露。先行策から活路を見いだしたい。ダートG1・2連勝中のトランセンドはマイペースで逃げられれば面白い。

 ドバイ・シーマクラシック(2410メートル芝、G1)に出走するルーラーシップは、昨年のエリザベス女王杯を制した英国牝馬スノーフェアリーが出走回避したことが追い風となるか。(共同)

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2011年3月24日のニュース