【名古屋大賞典】エスポワール復活V!佐藤哲「光が見えてきた」

[ 2011年3月22日 06:00 ]

 交流G3「第34回名古屋大賞典」が21日、名古屋競馬場で行われ、昨年のJRA最優秀ダートホース、エスポワールシチーが単勝1・1倍の断然人気に応え重賞7勝目を挙げた。昨年の米国遠征(10着)後、初めてのレース、重量59キロと不安材料はあったが、全て杞憂(きゆう)に終わった。2番手追走から逃げるイイデケンシンを2角で早々とかわすとあとは自慢の先行力を存分に発揮。3角から追い通しのワンダーアキュートに2馬身差をつけ、レコードでゴールを駆け抜けた。

 主戦の佐藤哲は「光が見えてきた。アメリカに行った影響でレース前は全く自信がなかったが、馬がよく走ってくれた。もう1度チャンピオンになれるように頑張る」と宣言。ダート界に王者が戻ってきた。

 ◆エスポワールシチー 父ゴールドアリュール 母エミネントシチー(母の父ブライアンズタイム)牡6歳 栗東・安達昭夫厩舎所属 馬主・優駿ホースクラブ 生産者・北海道日高町の幾千世牧場 戦績22戦12勝(地方5戦4勝)総獲得賞金5億7912万5000円。

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2011年3月22日のニュース