船橋、復旧のメド立たず…4月の開催も未定

[ 2011年3月14日 06:00 ]

 東日本大震災が発生した11日に地盤亀裂や部分的な液状化で本馬場(ダートコース)が使用不能となり、14日から18日の開催中止を即決した船橋競馬場は、代替開催はもちろん、その後の場外発売、4月の開催(12~16日)を含め未定。復旧のメドが立たない状況だ。「余震がおさまり次第、本格的な調査を行うことになっており、それがいつになるかも分からないのが現状です」と同競馬場関係者。日常の調教もできない状態。13日午後には一部、暫定的に川崎・小向トレセンへ移動して調教した馬も。大井競馬場は14日から大井本場と小林牧場(千葉県印西市)で船橋所属馬の調教を受け入れると発表した。

 また、21日から25日に開催予定の浦和競馬場では、スタンドや馬場に大きなダメージは認められていないという。野田トレセンでも調教が行われ、13日の時点で開催中止などの発表はない。だが、14日以降、施設や馬場の詳細調査、各種会議などが見込まれることから流動的だ。

 競輪、ボートレース、オートレースは開催中止を決めており、14日に実施予定の公営競技は全国でばんえい帯広競馬のみ。

続きを表示

2011年3月14日のニュース