【フェブラリーS】トランセンド“熱望”ワールドC

[ 2011年2月22日 06:00 ]

 フェブラリーS覇者のトランセンド(牡5=安田)は決戦から一夜明けた21日、馬房で静養した。

 「夜12時すぎぐらいに帰ってきたが、激戦がうそのようにおとなしい。レース後の息の入りも良かったから」と安田師。他馬から終始マークされる厳しい展開になったことを振り返りながら「直線はどうなることかと思ったけどゴール100メートル前で勝利を確信した。凄く力をつけているね」と目を細めていた。

 今後はドバイ国際競走(3月26日)に向けて調整。ゴドルフィンマイルの招待を受諾しているが、今回の勝利でワールドCに選出される可能性が大きくなってきた。「オーナーも、選出されれば善処したいとおっしゃっているし、この馬は2000メートルの方が競馬はしやすいから」と前向きに話していた。

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2011年2月22日のニュース