東は武田、西は村上博がV/東西王座戦

[ 2011年2月6日 18:08 ]

西王座戦を制した村上博幸(左)と東王座戦を制した武田豊樹

 競輪の第10回東西王座戦(G2)は6日、愛知県の豊橋競輪場で決勝(5周、2025メートル)を行い、東王座戦は武田豊樹(茨城)が3分0秒3(上がり11秒7)で2年連続2度目の優勝、西王座戦は昨年のグランプリ王者の村上博幸(京都)が3分1秒2(上がり11秒5)で初制覇し、それぞれ賞金895万円を獲得した。

 東は武田が残り半周からまくって先頭に立ち、そのまま逃げ切った。2着は海老根恵太(千葉)、3着は飯嶋則之(栃木)。

 東の払戻金は車連単は(7)―(9)で1090円、3連単は(7)―(9)―(8)で1万620円。

 西は残り1周から坂本亮馬、健太郎(ともに福岡)の弟と兄が先行したが、追走した村上博がゴール前で差し切った。2着は坂本健、3着に加藤慎平(岐阜)が入った。

 西の払戻金は車連単は(1)―(6)で3670円、3連単は(1)―(6)―(2)で3万9860円。

 ▼武田豊樹の話 早い段階からゴールまできつい流れだったが、平常心で乗れた。去年同様いいスタートが切れたが、去年はG1が取れなかったので、去年のミスをよく研究して今年は取りたい。

 ▼村上博幸の話 昨年末のグランプリは無我夢中で勝ったけど、その後は自分でも怖いくらい冷静に走れる。脚にも余裕があった。この後は日本選手権の連覇を目標に調整を進める。

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