【有馬記念】オーナー歓喜!「行けるところまで」

[ 2010年12月27日 06:00 ]

ヴィクトワールピサでレースを制しガッツポーズする(左から)吉田照哉・社台ファーム代表、角居勝彦調教師、デムーロ騎手、馬主の市川義美氏

 ヴィクトワールピサの市川義美オーナー(74)は今春の皐月賞に続くG1・2勝目。「前のレース(9Rのピサノエミレーツ)で勝ってくれたのでひょっとしていけるかもと思ったけど…夢みたいだよ。ゴール前は思いっ切り声が出た」と喜びを爆発させた。「来年はドバイ、香港に挑戦するつもり。まだ3歳馬だし、これから行けるところまで行きたい」と意気込みを語った。

 ≪吉田代表“再現”に笑み≫生産者の社台ファーム・吉田照哉代表(63)は「ブエナに勝つとしたら中山だと思っていた。ちょうどディープインパクトを負かしたハーツクライのようにね」と06年有馬記念の再現に笑みを浮かべた。念願のデムーロとのコンビでV。「父(ネオユニヴァース)にも乗っていたし、何としてでも騎乗してほしかった。こういう競馬ができればまた凱旋門賞挑戦という話も出るのでは」と海外挑戦を口にした。

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2010年12月27日のニュース